第32回国際婦人年京都集会が17日、京都市中京区のハートピア京都で開かれ、130人が参加しました。
 主催者を代表して久米弘子弁護士は、平和が脅かされる動きにたいし、国際婦人年の合言葉「平等、開発、平和」のもと、互いに力を合わせようとあいさつ。
 「女たちの戦争と平和資料館」館長の西野瑠美子さんが、「非暴力、平和と人権の守られる社会の実現をめざして」と題して講演しました。西野さんは、「慰安婦」の教科書削除や戦争肯定の歴史教科書問題が戦争の記憶を封じるものだと指摘し、安倍晋三氏らが推し進めようとする教育基本法や憲法の改悪など戦争に無反省な危険な動向を批判。改悪阻止の声をあげる重要性を訴えました。 
 講演に先立つコンサートでは等々力政彦さんが南シベリアトゥバ民族の伝統音楽を披露しました。