憲法署名京都実行委員会は17日、京都市中京区の京都弁護士会館で憲法9条を守る署名運動などの経験交流会を開き、120人が参加しました。 同実行委員会の澤野義一共同代表は、与党が臨時国会で教育基本法の改悪と憲法改正国民投票法案を重要法案と位置づけ成立を狙っていると指摘。「憲法改正審議開始につながる法案成立を阻止しなければならいない」と訴えました。 
 全体会では、長野県の「平和憲法守る稲田・徳間連絡会」の神戸今朝人さんが、保守層との対話を進め、毎週の全戸訪問による署名活動で5800人の有権者の過半数から署名を集めた経験を報告。KBS労組がリレートークなどを中心に今までに13000人から署名を集めた取り組みや「山階九条の会」(京都市山科区)の学習会やバスツアーなど多彩な企画を取組むなかで財源も確保して過半数署名をめざしている経験が報告されました。 6つの分散会で参加者が意見を交流したあと、「守ろう憲法と平和きょうとネット」の小笠原伸児代表幹事が、「引き続き、経験や教訓を寄せていただき、全体で学びあってさらに大きな運動へと前進できるようにしたい」と述べました。