「教育基本法改正案」を考える左京シンポジウム実行委員会は、8人の呼びかけ人による「教育基本法の改悪を許さず、憲法と教育基本法で子どもたちが主人公の教育をめざす左京アピール」をこのほど発表しました。
 今月末から始まる臨時国会で審議される改悪案を廃案に追い込もうと賛同者を募っています。
 同アピールでは、継続審議となっている政府の「教育基本法改正案」が「愛国心」の押し付けや教育への行政の介入など重大な問題を含んでいること、民主党の「日本国教育基本法案」が政府案に劣らず危険な内容であることを批判。憲法の精神に則り、教育の目的と基本を確立した現在の教育基本法が持つ理念を生かし、「子ども・青年が将来に希望が持てる社会、日本をごいっしょにつくっていきましょう」と呼びかけています。
 呼びかけ人は次の8人です。
 木村美智子(吉田山保育園園長)、信ケ原雅文(宗教法人檀王法林寺住職)、築山崇(京都教育センター)、林元子(元主婦連京都支部会長)、藤井伸生(元養徳小学校PTA会長)、藤谷優美子(元小学校教頭)、山口あや子(市教組左京支部長)、山下綾子(弁護士)。
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 10月1日(日)午後1時半から、京大会館で「教育基本法改正案」を考える左京シンポジウムを開きます。