米国の臨界前核実験実施(8月30日、ネバダ州地下核実験場)の発表を受けて京都生活協同組合(小林智子理事長)は9月1日、「強い怒りをもって抗議する」との抗議文を米国ブッシュ大統領に送りました。
 抗議文では、▽今回の実験は核開発や核兵器の保有をめぐって緊迫した状況のなか、国際情勢のいっそうの悪化をけ念させる▽核兵器の悲惨さを体験した唯一の国の生協として、核兵器の保有、使用、威嚇(かく)、開発、実験などは容認できない、として、96年の国連総会で採択された包括的核実験禁止条約にもとづき一切の核実験の中止と核兵器廃棄を求めています。