20060819-03.jpg 終戦の日の15日、南山城村九条の会は同村内の童仙房・高麗寺で平和の鐘をつきました。子どもから80代までの各世代に渡る22人が世界平和と憲法9条をなんとしても守ろうと高さ3㍍近くある大きな鐘をつき鳴らし、最長余韻3分40秒という荘重な鐘の音に聴き入りました。
 夏空に屹立する花崗岩でつくられた日韓友好平和の塔と十三重の塔の前で平和への誓いを新たにしました。その後、童仙房の不動の滝で東大寺を開いた僧・行基が修行したという話や「仏教の宗派を問わず、キリスト教と神教を信じる人でも世界平和を願う人は垣根をとり払って見学や宿泊などをしてください」など同寺管長の話を拝聴しました。
 参加者全員で来年もぜひ「平和の鐘」をつく取り組みを成功させようと確認しあいました。(柴垣)