「京都市の決めた介護保険料に対する不服審査請求をいっせいに起こそう」。介護保険制度の改善を求める「京都・介護保険不服審査請求にとりくむ会」が23日、中京区のラボール京都で、集団不服審査請求に向けた「学習会」を開き、約80人が参加しました。
 同会の中谷隆亮代表世話人があいさつし、「大阪・介護保険に怒る一揆の会」の日下部雅喜事務局長が介護保険について講演しました。日下部氏は「保険料は上る一方なのに、介護区分の変更などによっていっそう介護が受けづらくなっている」などと問題点を指摘。不服審査請求の意義について▽行政が一方的に定めた保険料に対する「主権者」としての不服の表明▽怒りの声を行政や世論にストレートにアピール▽保険料改善の具体的な運動の基礎となる、などと説明しました。
 同会は8月3日、集団で不服審査請求(請求人は個人)を行います。午前10時、京都府庁議会棟ロビー集合。認印と介護保険料納入通知書を持参。問い合わせは同会TEL075・801・2526(京都社保協内)まで。