子どもがつくった映画作品が集う「Kids For Kids Festival 2006」が6月15日~18日、キプロス共和国で開かれ、京都市の女の子5人が作ったアニメーション「1日が始まる」が、クランプリを獲得しました。
 同映画祭は、世界の子ども映画祭ネットワーク(本部=カナダ)が主催したもので、54カ国から500作品が出展され、1次審査を通過した40作品の中から選ばれました。
 「1日が始まる」はNPOキンダーフィルムフェスト・きょうとが春休み期間に開いた「ワークショップ」に参加した小学生5人で制作したもの。ライトボックス上に彩色した砂で絵を描き少しずつ絵柄を変えて撮影。砂を素材に用いた面白さと砂絵の下から光を当てる手法の美しさが評価されました。
 同映画祭には、中学1年生の山口小夏さん(12)=中京区・京都市立松原中学校=と杉本和歌子さん(12)=中京区・京都市立西京高等学校附属中学校=の2人が参加しました。