6月25日告示、7月2日投票の宮津市長選挙を前に、「みんなでつくる民主市政の会」は27日、200億円という大きな借金の原因となった市の公園などをウオッチングしました。36年間、福井よしのりさんが市会議員として追及し続けた市長によるムダ遣いが明らかになりました。
矢野市長時代の関西電力エネルギー研究所の建設計画にともなう土捨て場として新浜沖埋立が行われ総額50億円もの税金がつぎ込まれたこと、埋め立て地に建設した「パーキングはままち」が、今も大きな税金をつぎ込まなければならないことが福井さんから説明され、参加者はあらためて大きな怒りの声をあげていました。
 田井展望公園では、展望台が「危険」の表示で使用禁止に、周囲はすっかり木々におおわれ、橋立の展望はまったくありません。ゴミ焼却場も15億円をかけてつくった施設を京都府のゴミ処理広域化の指導で30億円をそそいで更新するなどのムダが明らかにされました。参加者は、「将来展望もなく、よくもまあこれだけつくったなあと思います。市民が生活の中で利用できものをつくる、それが大事」と感想を語っていました。(市川)