京都府南部の宇治市、井出町のJRの踏み切りの安全問題で18日、日本共産党の帆足慶子、山崎恭一両宇治市議と谷田みさお井出町議が地域住民らとともにJR西日本京都支社と交渉し、「宇治市小幡駅北側踏み切りの拡幅について」と「井手町における踏切の『障害物検知装置』の設置」の2項目を要望しました。
 この間、木幡駅北側は線路を横切る府道の拡幅が行われてきましたが、踏み切り部分については拡幅が進まず歩行者の安全性などが問題となっていました。
 井手町では、同町内に8カ所ある踏み切りのうち「検知装置」未設置が2カ所あり、昨年9月には、未設置の踏切で死亡事故も発生しています。
 踏み切り拡幅について、JR側は「早急に改善の必要がある」と述べましたが、詳細は明らかにしませんでした。検知装置の設置については、「順次設置を進めている」と述べました。(木戸)