城陽山砂利採取地整備公社の調査で、城陽市にある山砂利採取地の地下水から国の環境基準(1リットル当たり0・01㎎)を越えるヒ素が、同市長池と奈島の事業所の2基の井戸から検出されたことが明らかになりました。
 昨年12月の調査で、それぞれ1リットル当たり0・022㎎と0・011㎎を検出。今年1月の再調査でも0・014㎎、0・010㎎を検出しました。同公社では年に2回、定期的に調査を行っていますが、基準値を超えるヒ素が検出されたのは初めて。
 さらに今年4月、ヒ素の原因を明らかにするために採取地に近い青谷川でも調査を実施その分析結果を受けて今後の対応を検討することにしています。