城陽市が「京都府屋外広告物条例」違反として、住民の「第2名神反対」看板設置を認めない問題で、日本共産党の前窪義由紀議員は府議会予算特別委員会(17日)で「表現の自由を不当に規制することがあってはならない」と追及しました。
 看板は「ストップ・ザ・第2名神城陽の会」が作成し会員の土地に設置する予定でしたが、城陽市が府屋外広告物条例で設置予定地は国道24号周辺の設置禁止地域にあたるとして不許可したもの。しかし、同地域で「第二名神高速道路建設城陽推進協議会」の設置した看板は「公共性」があるとして認めています。
 前窪議員は、「第二名神促進の看板を特別扱いにし、なぜ市民の意見表明の看板は拒否されるのか」と理由をただし、調査を要求しました。
 府公園緑地課長は「城陽市からの協議はない。十分調査する」と答弁しました。