南丹市の市長・市議選が12日告示され、19日投票を迎えます。日本共産党からは市議選で園部の大西一三、八木の仲きぬえ、日吉の船越よしつぐ、美山の高野みよし(推薦)の4氏が各選挙区に立候補。園部は定数9に13人、八木は同7に12人、日吉は同5に8人、美山は同5に11人の争いとなっており、合併の不安や住民の要求を、まっすぐ届けて働く議員かどうかが問われます。日本共産党は「各町の住民の声を届け、ハッキリものを言い、しっかり働く議員の実現を」と訴えています。
 同市では、合併による2年連続の国保税引き上げが問題になっています。園部で1万2千円(去年とあわせ6万円超)、八木で2万9千円、日吉で3万2千円、美山で2万8千円(それぞれ所得250万円3人家族で試算)の値上げです。
 4候補は、「住民の生活が苦しくなっているときに追い討ちをかける国保税の値上げはストップを」と主張。▽バス路線の改善・拡充▽子どもの医療費の窓口での無料化▽高齢者や障害者のための福祉の充実▽農林業振興のための施策、などの政策を掲げ、支持を広げています。
 市長選では、日本共産党も参加する「みんなの南丹市政をつくる会」の応援する佐々谷元秀氏、中川泰宏自民党衆院議員が支援する中川圭一氏、野中広務氏元秘書の佐々木稔納氏の3人の争いです。