西賀茂大宮九条の会は5日、西賀茂会館=京都市北区=で結成1周年を記念する平和憲法を守る「早春のつどい」を行い、61人が参加しました。
 川中宏弁護士が「憲法九条を守るために」と題し講演。川中氏は自民党の新憲法草案を斬るから自公の国民投票法案の問題点、9条を守る運動を大きく広めるためのQ&Aなどについて具体的に説明し、特に「運動する側がもっと加害者としての日本の責任を語る必要がある」と指摘しました。
 そのほかに、うたごえとフルート、ピアノのミニコンサート、「慰安婦」「遺棄毒ガス兵器」「中国人強制連行事件」「原爆と人間展」など平和に関わるパネル展示も行われました。
 参加者からは「平和の中で生きる権利を定めた憲法9条と25条の改悪は許せない」、「知事選挙で平和と憲法を暮らしに生かす府政をよみがえらすことが大切」などの発言がありました。(桜井廣明)