1月28日、京大会館で「特別支援教育の動向と教育学の課題を考える-特別なニーズのある子どもの困難と通常学級の実態と課題」と題するシンポジウムが開かれました。全国から学生、研究者、現場の教員など約100名が集い、特別支援教育への関心の深さが改めて浮き彫りとなりました。
 これは、初めて教育学関連の学会が連携して開いたもの。日本特別ニーズ教育学会、日本教育学会、日本教師教育学会が呼びかけました。
 シンポジウムでは、軽度発達障害を持つ子どもを障害児教育の枠の中だけで見るのではなく、通常学級の教育条件の拡充の方向でみていくことの大切さが各地から報告され、今後、自由に意見交換できるメーリングリストも出来ました。(沢 月子)