日本共産党の前窪義由紀府会議員と同宇治市会議員団は25日、宇治市生涯学習センターで定例の府・市議会報告を開催しました。
 前窪府議は、府内で生活保護や就学援助を受けている世帯が急増している実態をはじめ、耐震強度偽装問題やフェロシルトによる土壌汚染問題などでの府のずさんな対応を報告し、弱者切捨て、府民不在の山田府政を厳しく批判しました。
 市会報告では、市民の運動と市議会での同党議員団の論戦の共同の力で、大久保小学校と消防分署の合築計画の撤回、医療費無料化の拡充などを実現させてきたことが報告されました。
 参加者から、「府営団地の畳・襖の取替え・張替えを府で援助して欲しい」「自衛隊のヘリコプター飛行訓練で、騒音など被害を受けている」「青年の雇用は深刻。市も就職支援の窓口を設置して欲しい」など府・市への要望・質問が出されました。
 今後も住民の要求活動を広げ、同議員団との共同の運動で、暮らし・福祉・営業への願いを前進させていくことを確認し閉会しました。(坂本ゆう子)