「有料化なら暮らし困る」「分別がずさん」――京都市の家庭ごみ有料化についての市民討論の集いが20日夜、京都市中京区の市職員会館かもがわで行われ、参加した市民からは有料化方針やごみ行政への批判が相次ぎました。
 新婦人府本部、京都市職労清掃支部、自治体要求連絡会の共催。集いには54人が参加し、有料化方針や京都市のごみ行政について意見を交わしました。国民年金で生活しているという女性は、「国保料、介護保険料を払えばぎりぎりの暮らし。この上ごみ袋まで有料にされたら本当に困る」とのべ、別の女性は「名古屋に住む友人は10種類以上分別している。京都市のやり方はずさんすぎる」と語りました。町内会長を務める男性からは、「町内会長しか参加できない意見交換会もあった。全市民の声を聞く姿勢がない」などの意見も出されました。