京都生まれでパリ在住のアーティスト黒田アキ(61)さんによる絵画、立体、映像、音楽、照明、ダンスなどを組み合わせた作品「コスモガーデン」が26日、中京区の京都文化博物館別館で発表されました。
 黒田さんは画家であると同時に様々な芸術を融合させる「コスモガーデン」(宇宙の庭)作品に取り組んでおり、日本は初演です。
 元銀行だった別館には高さ2㍍ほどに組まれた茶室や約5㍍の人形、カップ&ソーサーとレモン、ピアノなど7つの”島〟が出現。その間を踊る人や朗読する人が行き来し、それを見る観客と渾然一体となる場が”作品〟だと言います。黒田さんは「これは何?という驚きから新しい出会いが始まる」と話していました。
 黒田アキ展は7月2日まで同別館内で開かれています。