京都を敵基地攻撃の“最前線基地”にさせない 山宣墓前祭 知事選での府政転換誓う

治安維持法に反対し右翼の凶刃に倒れた京都の労農党代議士の山本宣治(山宣、1889~1929)の命日にあたる3月5日、宇治市の善法墓地で「第97回山宣墓前祭」(同実行委員会主催)が開かれ、約230人が参加。19日告示の京都府知事選挙予定候補の藤井伸生さんのメッセージが読み上げられました。
参加者は山宣と昨年102歳で亡くなった山宣の次女・井出美代さんをしのび黙とう。「山宣追悼歌」を斉唱しました。
実行委員長の山中敏行氏があいさつ。墓前に、昨年発足した高市内閣がスパイ防止法制定や憲法改悪を狙っていることを報告。4月の知事選で、命と暮らし、生業を守る自治体に転換するとともに、改憲や大軍拡、社会保障改悪、増税を阻止するために全国の仲間と団結して奮闘する決意を述べました。
治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟京都府本部、日本民主青年同盟京都府委員会、全日本年金者組合京都府本部、日本国民救援会京都府本部、日本共産党京都府委員会の各代表、宇治市議会議員の佐々木真由美氏があいさつ。
日本共産党京都府委員会の地坂拓晃書記長は、米国・イスラエルによる国際法違反のイラン攻撃や、この軍事行動に一言も非難できない高市首相を厳しく批判。米国の要請により海自・舞鶴基地の部隊が動員される可能性についても示唆し、京都府全体を敵基地攻撃の最前線にする長射程ミサイルの配備・保管に反対の声をあげると表明している知事候補・藤井伸生さん勝利の決意に向けて奮闘する決意を表明しました。
京都府から軍拡予算増強反対を訴えるとともに、社会保障制度拡充を政策化し、その実現を目指すとした藤井さんのメッセージが読み上げられました。
最後に山宣の孫で医師の山本勇治さんが遺族を代表してあいさつしました。墓前祭後、宇治市職員会館で、ほうそのネット運営委員の信田宜司氏による講演「『ミサイル列島』化が進む日本列島!~わが街・祝園が標的に~」や映像「昭和回顧録~山本宣治の死」(1979年制作)の上映が行われました。



