府議補選右京区に山口咲子氏擁立 来春知事選と同日実施 「一人ひとりが大切にされるあたたかい府政に」/共産党京都府委員会発表

“自民代弁者”の現府政と対峙
日本共産党京都府委員会は14日、来年春の京都府知事選と同時に行われる京都府議補選右京区選挙区(欠員1)に山口咲子氏(48)=新=を擁立すると発表しました。
補選は、2024年2月の京都市長選に立候補した府議=自民=が辞職したために行われます。
山口氏は14日に京都市内で会見。同党京都府委員会の渡辺和俊委員長は、山口氏を擁立した補選の意義について、自民党の代弁者として消費税減税などに背を向ける府政に対峙し、自民党政治への厳しい審判を下すことのできる選挙だとし、「いま医療・社会保障の充実か、改悪かが大きな争点になっている。この時に看護師、看護師教育の専門家として、社会保障の充実を求めてきたのが山口さん。医療・社会保障の切実な願いを府政に届ける最適な候補として、党派を超えた支持を訴えていきたい」と述べました。
山口氏は、コロナ禍で過酷な医療現場に疲れて退職した看護師や、高すぎる学費に苦しむ学生などの実態を語り、「新自由主義の競争の中で成果を求められ、生きづらい状況になっている。今のままではあかんと、政治を変えたい思いで立候補を決意しました。一人ひとりが大切にされる、優しくてあたたかい府政をつくっていきたい」と決意を述べました。
略歴は次の通りです。
京都市右京区生まれ。京都府立医科大学医療技術短期大学部卒。京都民医連中央病院・看護師、近畿高等看護専門学校教員を経て、現在同学校副校長。
