8月だけで府立高生徒200人以上が感染

 日本共産党府議団(原田完団長、12人)は8月31日、橋本幸三府教育長に対し、新学期開始にあたり、コロナ対策の強化などを求めて申し入れました。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、8月だけで府立高校の生徒で200人以上の感染者が出ています。府立高校の教育活動は緊急事態宣言が出されているもとで1週間停止し、30日から再開予定です。申し入れでは、再開にあたり感染対策の徹底などを求めています。

 緊急対策として、▽全ての学校で学級内の密を避け、座席配置の間隔を開けることや加配教員の配置を行うこと▽消毒液、マスクなどの確保、支給▽冷房などの空調機の整備▽スクールソーシャルワーカーなどの追加配置▽PCR検査を頻回、定期的に行うこと▽休校、学級閉鎖実施の場合に、子供の居場所確保や保護者への休業補償を行うこと―などを求めています。

 申入れは、山内佳子、森下由美、西山頌秀の各府議が行いました。