「安倍総理は今すぐやめろ」「改ざんするな!うそつくな!」――戦争法(安保法制)の廃止を訴えて毎月行動している「19日行動」が京都市内で取り組まれ、雨の中約450人が参加。安倍内閣を総辞職へ追い込もうと、声を上げました。

 京都市役所前では、福山和人弁護士、京都民医連洛北診療所で働く伊藤翔大さんら5人がスピーチ。福山弁護士は、森友学園への国有地売却に関わる財務省の決済文書改ざん事件について、「政治にうそは許されない。京都から正直で真っ当な政治を作り上げたい」と述べました。安倍首相の安保法制や共謀罪の強行、〝お友達優遇〟政治、文書改ざんといううそで塗り固めた安倍政治の手法は傍若無人だと批判。「断固、安倍内閣を拒否したい。この内閣の存続を許さないため、力を合わせ、違いを乗り越え、一緒に頑張りましょう」と訴えました。

 伊藤さんは、公文書を改ざんし、自分たちの思う政治をする異常な政権を批判。「こんな中で安倍政権は危険な改憲へと乗り出している。3000万署名を広げ、京都から安倍政権を追い込みたい」と表明。「野党6党と民衆の力を合わせ総がかりで政権を倒そう」(戦争をさせない京都1000人委員会)などと呼びかけました。