日本共産党の市田忠義書記局長は26日、相楽郡精華町のけいはんなプラザで開かれた日本共産党演説会で「総選挙では日本共産党の議席を伸ばし、民主的な政権をつくる第一歩を築こう」と訴えました。
 市田書記局長は、北朝鮮がロケットを強行発射した問題について「遺憾」だと指摘した上で、「もっとも重要なのは北朝鮮に核兵器開発をやめさせること。外交努力を尽くさない制裁論や軍事的対応ではなく、国際社会とともに一致して核兵器開発の放棄を迫ることが必要」と指摘しました。
 「政治とカネ」の問題で市田氏は、西松建設の違法献金問題で、疑惑を自ら解明しようとしない民主党と自民党の態度を批判し、「企業献金を受け取らず、大企業にキッパリとものが言える日本共産党を伸ばしてこそ、国民のための政治をつくることができます」と訴えました。
 さらに後期高齢者医療制度の廃止、消費税増税反対、中小企業支援策、雇用問題などについて市田氏は党の政策を述べ、「これまで自民党を支持してきた方たちからも、私たちの政策に共感が寄せられています。次の総選挙は、日本共産党の躍進で民主的な政権への大きな一歩に踏み出す選挙にしようではありませんか」と訴えました。
 同党の浜田よしゆき衆院京都6区候補は、雇用問題で大企業に社会的責任を果たさせることや社会保障の充実などの政策を語り、「大企業やアメリカにはっきりものが言える日本共産党が伸びれば、政治を変えることができます」と訴えました。
 精華町議選(5月5日告示、10日投票)で奮闘している、日本共産党のつぼい久行(58)、佐々木まさひこ(50)、鈴木ひでゆき(58)、松田たかえ(67)の4候補が「安心して子育てでき、住民の暮らし優先の町政に変えます」と訴えました。