「年金3%UP」「無年金、低年金者に8万円の生活支援金を」と「後期高齢者医療制度廃止」を世論の力で勝ち取ろうと25日、年金者組合伏見支部の7人がスーパーイズミヤ前で訴えました。
 国保・介護などの保険料、パンや乳製品など必需品も次々と高くなる一方で年金生活者の生活はもう限界であり「物価に見合う年金」は切実な願いになっています。先週19日の年金者全国統一行動京都集会にも参加した伏見年金者組合のメンバーや地元伏見で生存権を明記している憲法25条にちなんで宣伝したもの。
 同組合伏見支部の渡辺和彌事務局長はハンドマイクを握って、年寄りを虐める後期高齢者医療制度の非道さを説明し「お買い物にこられているみなさん、こんなひどい後期高齢者医療制度を一刻も早く廃止してだれでも無料で受けられる医療制度を作りましょう。どうか署名に協力下さい」と訴えました。署名に応じた高齢者らは、「後期高齢者医療制度はまったく許せえへん」、「年金をもうちょっと上げてもらわんと厳しいです」「こんな署名やったらたくさんあつめてや、ご苦労さんやけど」と応じていました。(仲野良典)