府立植物園のひょうたん 9月に入った京都市左京区の京都府立植物園は、学校が始まって子ども達の声も聞かれず静穏になりましたが、木々や草花は夏の名残をとどめつつ初秋が漂い始めています。
 植物園の北口から入ってすぐ右手方向のカボチャトンネルにはオモチャカボチャや大きなナガビョウタン、鮮やかなオレンジ色に成熟したニガウリ(ツルレイシ)やセンナリビョウタン、茶色くなった食用ヘチマ(ナーベラ)、トカゲヘチマなど色々な植物が天井からぶら下がっています。
夫婦でトンネルをくぐり抜け、「いろんヒョウタンがあっておもしろい、大きく長いので頭とゴツンコした」と楽しそうです。
 見過ごしがちなちいさなヒョウタンやウリも標識や解説をじっくり見て新たな発見をしながらくぐるのが楽しみのコツ。種を採取するのかトンネルは自然状態のまま観賞でき、トンネル潜りはしばらくの間できそうです。(仲野良典)