野党4党が共同提案した後期高齢者医療制度廃止法案を衆院で可決・成立させようと、「後期高齢者医療制度廃止!京都連絡会」は7日、京都市下京区の四条河原町で、宣伝・署名行動を行いました。
 日本共産党、京都医労連、年金者組合京都府本部、新日本婦人の会京都府本部が参加。日本共産党の冨樫豊京都市議は、無駄な高速道路建設や軍事費・米軍への思いやり予算を見直せば、医療を充実させることはできると強調。「国民の声を署名に託し、衆院での廃止・撤回に追い込もう」と呼びかけました。
 通行人が次々と署名に応じ、60代の女性は「廃止にして欲しい。年金から無理やり天引きするのは、ひどい。こんなことで日本は大丈夫なのか不安」と語りました。障害のある40代の娘と暮らすという70代の女性は、「ただでさえ年金が少ないのに、福祉や医療が削られて、これから暮らしていけるのか心配です。廃止して欲しい」と訴えました。