京田辺市議会は27日の本会議で、「介護制度の抜本的見直しを求める意見書」と「障害者自立支援法の抜本的見直しを求める意見書」を、それぞれ全会一致で可決しました。二つの意見書は日本共産党京田辺市議団が提起したものです。
 「介護制度の抜本的見直しを求める意見書」では、昨年よりすすめられてきた介護制度の改悪について、「地方自治体からも、制度改定への矛盾を感じる声がでてきている」、「今回の改定は、いっそうの負担増に加えて、介護保険発足当初の『介護の社会化』や本来の『介護予防』の理念にも逆行する」と批判し、介護ベッドや車イスが従来通り利用できるようにすることや、負担軽減策、国庫負担の増額などを求めています。(青木綱次郎)