20060819-06.jpg 京都出身の若手ガラス造形作家、今井茉里絵さんと明光まどかさんによる2人展「ひかりに鍵をかけて」が、20日まで京都市中京区のうずらギャラリーで開かれています。
 2人は、日本唯一の公立ガラスアート専門教育機関「富山市立市民学園・富山ガラス造形研究所」の同級生。2年間の造形科の課程を終えるにあたって、成果を見てもらおうと開いたもの。
 今井さん(写真右)は、型に色ガラスを空気とともに流し込む方法で、童話に登場するようなメルヘン調の家などを制作。明光さん(写真左)は、型に透明なガラス粒を並べて溶かす高度な技法で氷の結晶のような造形に成功しています。
 今井さんは「作品について新鮮な意見や将来の勉強の場についての貴重なアドバイスをいただき本当に勉強になります」と語ります。
 明光さんは「来年3月には造形科を卒業して独立しようと思っています。学校では先生からいろいろ言われてへこみがちでしたが、展示でみなさんから温かい感想や意見をいただき自信になりました」と話しています。
 うずらギャラリー=中京区三条通寺町西入富田歯科1階TEL070・5500・1011。正午から午後6時まで。