京都発達研究会は2月11日、京都市北区の大谷大学で「就学前から児童期の子どもの発達」をテーマにした発達講座を開きました。
 講師の丸山美和子佛教大学助教授は、就学前に育てておきたい力として、文字や計算の基礎となる学習につながっていく力、課題に集中する力につながっていく生活面での力について話しました。
 また、小学生の発達の特徴を、低学年と中学年に分けて説明。現代少年の遊びがゲーム中心になったため、集団で遊ぶ機会もなく「ギャングエイジ」は死語になってしまったが、本来、9、10歳のギャングエイジ時代に、子ども達同士で遊びながら、みんなで遊びを考えたりルールを作ったり試行錯誤を通して、集団づくりの力をつけていくことが大切だと話しました。(N)