京都市長選挙(1月19日告示、2月2日投票)に立候補を表明した「つなぐ京都2020」の福山和人弁護士は12月1日、京都市西京区の阪急桂駅西口で、タウンミーティング形式の街頭宣伝を行い、住民からの要望や意見にこたえながら、政策を訴えました。

 福山氏は、門川市政が「乾いたタオルを絞るような行財政改革」として職員削減を行い、住民要求が届きづらい市政になっていると批判。住民参加で地域の課題を解決する新潟県上越市の地域協議会の仕組みなどを紹介し、「市民の声を拾い上げていくやり方を導入すれば、西京でももっと面白い取り組みができる。双方向で政策をつくる、新しいうねりを起こしたい」と訴えました。

 市民からは、「公共交通機関がなく、西京区役所へバス一本で行けるようにしてほしい」「国保料を払える額に引き下げてほしい」「高いバス料金を安くしてほしい」「自衛隊への名簿提出は許されない」などの要求が次々と出されました。福山氏は、地域交通の充実や高すぎる国保料引き下げなどを訴え、「まちづくりの知恵は市長室ではなくて現場にある。現場に職員を配置して、地域の願いを実現できる市政に変えていきたい。みなさんの声をどんどん寄せてください」と呼びかけました。