永戸有子さん
永戸有子さん

■住民の命と暮らしを守る役割が果たせない/京都市職労委員長・永戸有子さん

 門川市政の下、介護保険の認定給付業務の集約委託と嘱託員雇い止め計画など、業務の集約委託化が次々に進められています。それによってもたらされるのは、住民サービスの低下です。

 戸籍や住民票の写しなどの証明郵送事務が7月から、集約・民間委託されました。これまで受付当日や翌日には事務処理がされていたのに、処理されないまま最大15日も放置されていました。事務処理が遅れること自体大問題ですが、この遅れを市は管理もできていませんでした。

 民間委託とは、こういうものであり、市としての機能が縮小して、住民の命と暮らしを守る役割が果たせなくなろうとしています。その方向を変えなくてはなりません。市政を住民の手に取り戻すために京都市職労は全力をあげて奮闘します。

大屋峻さん
大屋峻さん

■こんな市長さん、もうおいでにならないほうが/「植柳校跡地問題を考える会」・大屋峻さん

 下京区の植柳小学校跡地でホテル計画が進められています。計画では、敷地面積の97%がホテルになるため、指定避難所だった学校の体育館は、南側の児童公園の地下に移設するというのです。地下体育館が避難所になるなど聞いたことのない話です(1日、ホテルの事業者が、地下化計画を撤回する案を地元住民らに提示)。

 地下で、災害時に浸水したらどうするのかと市に聞いたら、ホテルを開放する。満室であれば、スイートルームのお客さんに小さな部屋に移動してもらい、その空いたスイートルームに住民は避難してもらうというのです。それなら、そこは門川市長の言う〝日本一〟の避難所になるでしょう。こんないいかげんな話はありません。

 こんな市長さんはもうおいでにならない方がいいのではないでしょうか。みなさん、どうかよろしくお願いします。