■会社経営者、「ノームサロン」コアメンバー

 安倍政権打倒へ、野党共闘を応援していた私をはじめ多くの市民は、今回の主権者たる私たちを置き去りにした衆院解散、そして民進党と希望の党の騒ぎは大きなショックでした。

 マスメディアの多くは、“自民VS希望”が選挙の対決軸であるかのように描こうとしています。しかし、希望の党は、自民党と同じく改憲と安保法制容認を掲げています。代表の小池都知事はもともと、安倍首相と同じ極右の改憲団体「日本会議」の議員連盟に所属し、核武装の容認や都議会で靖国神社参拝を容認する発言などをしてきました。自公が議席を減らしても、替わりに希望の党が台頭するなら、翼賛議会になります。

 真の対決軸は、”自公安倍政権と希望の党VS憲法を守り、軍事によらない平和を掲げる市民と野党の共闘”です。

 今、私の周りでは「野党共闘+市民」を誠実に実行し、堅持する党への信頼が大変高まっています。共産党は常に市民の方を向き、貧困と格差の解消など市民の生活を守るために地道に活動する政党です。主権者である私たちの信頼に応え、共闘を目指す議員、候補者と手を携え、大きく躍進してほしいと願っています。