20160121-03 京都市長選挙告示(24日、2月7日投票)まで3日と迫った21日、「憲法市政みらいネット」の本田久美子候補の勝利を目指して「本田で変える!市政転換市民大集会」が京都市北区で開かれました。会場いっぱいの7800人の参加者を前に、本田候補が決意表明すると参加者から大きな声援がわきあがり、「本田久美子で京都を変えよう」と市政転換に向けて決意を固め合いました。

 憲法市政みらいネットの高垣忠一郎代表が「京都に住んでよかったといえる市政を本田さんと一緒に必ずつくろう」とあいさつ。拍手と青年らのコールを受けて登壇した本田候補は、京都から憲法を発信し、戦争法に反対する「全国平和首長懇談会」の創設をはじめ、▽原発再稼働に反対▽「子ども未来局の創設」▽中小企業地域振興基本条例の制定▽消費税増税に反対▽高さ規制緩和を許さず、京都とのまちを守る――などの公約を訴えて、「市長の大事な仕事は市民の命を守り、市民の声を市政に生かすことだ。憲法市長実現、初の女性市長誕生へ、必ず勝利をしよう」と力を込めました。

 日本共産党の山下芳生書記局長は、「安倍政権による戦争法強行や消費税増税、原発再稼働推進など、国民の声に耳をかさない政治は許せない。京都から安倍政権ノーの声を上げよう」と訴えました。そのうえで門川市政について、「自民、公明丸抱えで戦争法にノーと言えず、四条通の一車線化を強引に進めるなど、市民の声を聞かない、独断専行という点では安倍政権と同じだ」と指摘し、「日本の未来と将来がかかった選挙で必ず本田さんの勝利を勝ち取ろう」と訴えました。

 本田氏の推薦人、浜矩子同志社大学教授がビデオメッセージで「本田さんが掲げるボトムアップは、時代が求めるメッセージだ。心からエールをおくりたい」と激励。フリーライターの守田敏也氏は本田氏を応援する勝手連の仲間と登壇し、「原発反対も憲法を守る運動も女性がリードしてきた。本田さんのもとで平和な核のない京都をつくろう」と呼びかけました。

 右京区京北出身の保育士の女性(24)は、「卒業した母校が統廃合でなくなってしまうと聞いて寂しい気持ちです。統合されれば、バスで何十分もかけて通学しなければいけません。住民の声を聞かずに強行した門川市長のやり方は許せません」と話していました。また、大学で公共政策を学んでいるという府立大学3回生の女子学生(21)は、「『子ども未来局』創設の公約を新鮮に感じました。小学校教師出身で、子どもを大切に育てていこうという姿勢が伝わってきました。こういう方が市長になってほしいと思いました」と語っていました。

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