御所南ピースウォーク 80回目となる御所南ピースウォークが19日、9団体30人の参加で行われ、京都市中京区の御所南地域を歩いてアピールしました。
 秋晴れの空の下、「国民の知る権利を奪う特定秘密保護法案反対」、「丹後に米軍基地はいらない」、「憲法改悪反対」など、平和と暮らしを守るためシュプレヒコールを唱和し、元気に歩きました。
 デモ終了後の集会では、自由法曹団京都支部の渡辺輝人弁護士が国会で審議中の特定秘密保護法案について、みんなの党が小幅な修正で法案賛成を表明したことを紹介し、「許せない。この法律は、憲法の法体系を根本から潰す悪法。衆院で廃案を勝ち取るため市民が国会の内外でこの問題で大いに騒ぐこと、反対の意思表明をすることが大切。弁護士会でもほぼ連日街頭宣伝を行うなどかつてない取り組みをしている。例え衆院で強行突破されても、参院で審議が尽くされれば廃案にすることは充分に可能。国民の多数派は反対であり、慎重な審議を求めている。このことを確信に全ての職場・地域から反対の世論を巻き起こしていきましょう」と力強く訴えました。(赤星)