いじめ問題を考える 「なんで子どもはいじめるの? いじめ問題を考える」と題して6日、 左京区内で新婦人左京支部の家庭塾小組、子どもを守る会修一班、小学校分会との共催で懇談会を実施し、6年、4年の児童とお母さんたち、サポーターのシニアも含め15人が参加しました。夏休み明けの8月26日、校門前で子どもたちにまいた案内ビラを見て、参加した児童もいました。
 教員退職後も綴り方や京都教育センターで活躍中の西條昭男さんが「何より大切なことは、いじめた子はなぜそこまでいじめたのかを考えることであり、いじめられた子はどんな気持ちでいるかを知ることである」と問題提起。童心社刊「いじめのきもち」から4遍の詩をよみ 子どもたちも熱心に感想を出しあいました。
 「2年生なのにこんなに気を使って学校に行くの?」と“うれしなき”という詩の感想を述べる人。お友達の事を悪く言い合っているのを聞いた時のことを発言する4年生女児、この春から小5の娘が「いじめにあった」経験を語る会員など次々話が弾みます。
 1年生の子どもを持つ会員からは「まだ肌寒い6月にプール、暑い盛りの8月末から汗だくで運動会の練習。どうして季節にあった学校行事が出来ないのか」と意見が出されました。
 分会の教師は報告書提出などに追いまくられ、若い先生が増えた中で教師集団づくりが厳しい実情や少人数クラスの必要性などを訴えました。そして「でも父母が前向きに学校に要求を出している会員さんなどの行動が学校を変えてる!」とエールも送りました。(浦)