市民運動の中心に

宇治市 田川晴信さん

 私は幅広い市民でデモなどに取り組む「原発なくそう宇治の会」や「反戦・反貧困・反差別共同行動(きょうと)」などに個人として参加しています。参院選では、京都選挙区で倉林明子さんに何としても勝ってほしいと思います。
 安倍自民党政権は選挙後の改憲を狙っており、これをとめないといけない。また、原発事故の教訓を何一つ学ばず、原発再稼働を進め、あろうことか原発輸出のセールスまでしています。この政権を許しておけない。どちらもはっきり対抗しているのは共産党です。
 共産党は反原発の一点で、関電京都支店前の行動や地域の取り組みなどに熱心に参加し、大衆運動を支えてくれています。今後も、その役割を担ってほしいと思います。都議選で議席を倍増させましたが、厳しく言うと得票数は伸びていない。民主党が政権交代をしたときのような期待感が共産党にはまだ向けられていません。あの結果に甘んじず、さらに広い市民運動の連合戦線をつくっていく、その中心になってほしい。戦争ができる日本を取り戻させてはなりません。そのために、自民党の政策に代わってどんな社会を目指すのかということを大いに訴えてください。期待しています。(「週刊しんぶん京都民報」2013年7月14日付掲載)