もう原発はいらない!ママの気持ち企画 子育て真っ最中の京都の新日本婦人の会会員が中心となり、学習交流集会「もう原発はいらない!ママの気持ち企画」(実行委員会主催)を24日、京都市下京区の梅小路公園で開きました。子ども連れのママやパパたちなど約250人が参加し、原発ゼロの願いをアピールしました。
 フリージャーナリストの西谷文和さんが「戦争と原発 シリア・モンゴル・福島の取材から」と題して講演しました。西谷氏は、昨年9月に取材・撮影したシリアの内戦のビデオを上映しながら、「メデイアを使った情報操作や利権がからむことなど、原発と戦争は似ている。犠牲になるのは国民だ。だまされない目をしっかり持ってほしい」と訴えました。
 収益を被災地の子どもの進路応援にあてるマルシェ(市場)や子どもと一緒に楽しむダンスが行われました。このほか、集会に向けて製作した「原発ノー」のオリジナルTシャツなども販売されました。
 実行委員長の新婦人府本部の山本陽子さん(38)は、「デモに参加したくても、参加しにくいママたちが参加できてよかった。これをステップに、ママたちの思いを今後も発信していきたい」と話しています。