穀田恵二 消費税廃止京都各界連絡会と消費税をなくす京都の会は24日、京都市中京区の京都社会福祉会館で、日本共産党の穀田恵二衆院議員・国会対策委員長を招いた講演会「アベノミクスで日本経済は」を行い、83人が参加。消費税増税実施を阻止し、デフレ脱却・景気回復の運動を広げようと決意し合いました。
 穀田氏は、アベノミクスの「3本の矢」(金融緩和、公共事業拡大の財政政策、成長戦略)を正面から批判。○金融緩和、インフレターゲットは90年代の自民党政権時代から実施してきたが、景気は回復しなかった○かつて実施してきた公共事業のバラマキは、莫大な借金をつくった○「成長戦略」は破綻が証明済みの小泉構造改革の焼き直し―と解説しました。デフレ脱却のための道として、賃上げと安定した雇用の拡大で暮らしと経済を立て直す同党の「アピール」を紹介。「大企業によるリストラをやめ、最低賃金引き上げなど賃上げを実施させよう。そして消費税増税を阻止し、多くの労働者といっしょに運動をひろげよう」と呼びかけました。
 同党の倉林明子参院京都選挙区候補があいさつし、消費税増税阻止と賃上げ・経済再生への決意を述べました。
 同党府国民運動委員会の坪井修氏が増税阻止・運動拡大をめざす問題提起を行い、京商連や京建労の代表らが、厳しい中小業者の実態を紹介し、増税阻止・デフレ脱却の決意を語りました。