電機のつどい 「電機リストラ」とたたかう労働者らが加盟する「電機・情報ユニオン関西地本」は3日、大阪市内で「13春闘 電機のつどい」を開きました。退職強要を受けている労働者らが実態を告発し、「電機リストラをやめさせよう」と決意し合いました。
 集会の中で、京都府内の労働者など数人がたたかっている、「NECシステムテクノロジー社」の労働者が発言。同社で、エンジニア・技術者出身のリストラ対象者らが、仕事はがしや単純業務を強制させられる「追い出し部屋」に追い込まれている実態を告発。「たくさんの労働者が退職に追い込まれる中、電機ユニオンとして団体交渉し、会社とたたかうことができています。不当な退職強要をやめさせたい」と決意を述べました。
 パナソニックや三菱などの大企業で働く労働者らが発言し、リストラや賃金カットなどとたたかっている報告がありました。
 村田製作所で労組委員長をつとめた宮崎俊一・同ユニオン副委員長が労働組合の歴史や運動について講演。労働者が団結し勝ち取ってきた経験・歴史を紹介し、「多くの労働者が労働組合に入り、根性を出して頑張れば権利を勝ち取ることができる。今こそ組合の力を大きくしよう」と呼びかけました。
 電機リストラ阻止、13春闘勝利をめざして団結ガンバローを三唱しました。
 また同ユニオンは、リストラ闘争を強化し、多くの労働者に支援を呼びかけるためホームページをリニューアルしました。
電機・情報ユニオン 関西地本