京都木津川マラソン大会 初心者ランナーが参加しやすい制限時間のない大会で知られる「京都木津川マラソン大会」が3日、京田辺市の草内木津川運動公園一帯で行われ、全国から4494人の市民ランナーが参加しました。
 手作りの大会として、「平和」「環境保全」を掲げ運営しており、今年30回目。前回から東日本大震災被災地のマラソン大会へ募金を送付する支援をはじめています。
 開会式では、山村武正実行委員長があいさつし、「今日は過去30回で一番の晴天です。安全に完走してください」と述べました。日本共産党の穀田恵二衆院議員があいさつし、「スポーツ界で暴力の問題が浮上している。スポーツは国民の文化であり権利だ。暴力と無縁のもので、ぜひ今日も暴力なく楽しんでください」と呼びかけました。
 スタート時には、男子マラソンの日本記録保持者、高岡寿成氏(洛南高校出身、現カネボウコーチ)が訪問。「自分も市民マラソンで勝つ喜びを知った。安全に走りきってほしい」と語りました。高岡氏は穀田衆院議員とともにランナーを激励しました。
 参加者は、フルマラソン(男・女一般)、ハーフマラソン(男・女一般)、5キロ(男子中学生、男・女一般)、3キロ(男女小学生3年以下、男・女小学生4年以上、男・女子中学生・ファミリー=小学生と保護者)の各種目で競いました。