京田辺市議会は25日、大飯原発の稼働を一旦停止して活断層調査をするよう国に求める意見書を可決しました。市民団体の請願を受けてのものです。
 意見書では、大飯原発周辺の断層について渡辺光久東洋大学教授・中田高広島大学名誉教授の報告から、「FO-A、FO-Bの2断層と熊川断層がほぼつながっており、三連動する可能性が高い」、「敷地内のF-6断層のほか、原子炉直下の断層も再活動する恐れがある」とする報告を紹介。また、「原発事故以後、原子力発電に対し国民の信頼は失墜している。断層調査を徹底したものとし、危険なく行うために、大飯原発3号機、4号機を一旦停止したうえで行うことを求める」としています。
 日本共産党議員団(塩貝建夫団長、5人)も賛成しました。