山崎たすく 9日告示、16日投票の宇治市議補選(欠員1)に向けて、日本共産党洛南地区委員会(田村和久委員長)は1日、山崎たすく氏(34)=党宇治市委員会事務局員=を擁立すると発表しました。
 会見で、田村委員長は、▽向野市議死去で失った議席を奪還し、単独第1党、議会招集権を取り戻す▽新しい能塚市政を支える議員を増やす▽同じ流れにある自民、民主などと、市民の暮らしを守る共産党との対決軸を明らかにしていく―とのべました。
 山崎氏は、長男を宇治市の保育所に預けられなかった経験や、非正規で働いてきたことを語り「(保育所の)待機児ゼロなど、子育て応援の仕事を私にさせてください。正社員が当たり前の世の中にして、若者に仕事と生きがいを与える政治にしたい」と決意を語りました。

 【やまざき・たすく氏の略歴】 1978年、京都市生まれ。立命館大学II部法学部卒。競争馬調教会社、料理専門学校、京都府(嘱託職員)に勤務。くりのみ保育園保護者会会長。