原水爆禁止2012年世界大会・広島に参加した京都の青年たちが、「核兵器も原発もなくそう」「被爆者に冷たい政府を変えたい」と思いを強くしています。初めて参加した青年たちに感想を聞きました。(山手四郎)
 京都市職労の書記をしている男性(24)は、「映像の分科会で、原爆症認定訴訟のことを知り、被爆者に冷たい政府の姿勢を変えたいと思いました。京都の代表団で交流もでき、もっと前から来ていたら、もっと学び、もっと交流できただろうなと思いました」と述べました。
 職場から参加した左京区に住む女性(28)は「福島の人から原発の被害の話を聞くことができました。平和記念資料館を見学して、原爆で自分以外の家族全員が亡くなった人の写真を見て悲しくなりました。帰ったら『核兵器も原発もなくそう』と職場の人に話したい」と語りました。
 友人に誘われて参加した佛教大学2回生の男性(19)は、「たくさんの人の平和の思いを感じることができました。地元に戻ったら地域での活動にも参加してみたい。核兵器や平和のことをもっと勉強して、身近な友達にも話してみたい」と話しました。