トークセッション 若者の政治に対する疑問に答え、日本の政治の展望を日本共産党と語り合う「トークセッション」が20日、城陽市内で開かれました。日本共産党の洛南、山城両地区委員会と民青同盟京都府委員会の主催で、府南部の青年など150人が参加しました。
 同党の清水ただし衆院比例近畿ブロック予定候補、かみじょう亮一衆院京都6区予定候補、城陽市出身の「しんぶん赤旗」新人記者・玉田文子さんらがパネリストを務めました。
 冒頭、東京・首相官邸前での原発再稼働中止を求める金曜日恒例の抗議行動を生中継し、集会がスタート。清水氏は「大企業いいなり、アメリカ中心の政治をたださなければ、若者の未来をつくれない」と改革のビジョンを訴え、かみじょう氏は「原発をなくすたたかいに参加してきた。一緒に政治を変えよう」と述べました。玉田さんは自身の入党のきっかけを語りました。
 会場から6人の青年が質問に立ち、一問一答でパネリストが回答しました。
 「原発をやめてほしいという国民の運動に共産党はどう応える?」との質問に清水氏は、首相官邸前の抗議行動への参加人数が数百人から10万人以上へと増えていくなかで、野田首相が「さまざまな声に応えたい」と述べざるをえなくなってきたと指摘。「運動で政治を動かしている。さらに声をあげ続けていこう」と呼びかけました。
 「選挙のときはどの党もいいことを言うので、違いがわからない」との質問にかみじょう氏は、同党が企業・団体献金を受け取っていないことを紹介し、「民主党は大企業に支えられている政党だからこそ、国民を裏切る政治をしている。日本共産党はみなさんに支えられている政党だからこそ、裏切らずにたたかえる」と述べました。
 同党の倉林明子参院京都選挙区予定候補も駆けつけ、立候補の決意を語りました。