増税法案必ず廃案に

 民・自・公が、密室談合で消費税増税に合意したことに憤りをおぼえます。
 私たち建設関連の中小業者は、ゼネコンや工務店から仕事を回してもらう弱い立場です。仕事がほしければ、材料費や工賃をどれだけ安くするかです。消費税を転嫁するなどとてもできせん。
 消費税が10%になれば、税金が払えないため税務署から差し押さえされ、倒産する建設業者が続出するでしょう。業者にとって増税法案がどうなるかは、死活問題です。
 それを談合の結果、数はそろったからと一気に採決しようとしています。公約破りの民主党とともに、自民、公明両党も許せません。
 多くの国民が増税反対の声を上げ、増税法案を必ず廃案に追い込みましょう。(「週刊しんぶん京都民報」2012年6月24日付掲載)