大飯原発再稼働許さない市民ウォーク 北海道電力泊原発3号機が5日深夜、定期検査で運転を停止して国内に50基あるすべての原発が止まり、「原発ゼロ」になりました。原発ゼロ突入の翌6日、京都市右京区で、「京都も地元、大飯原発再稼働許さない市民ウォーク」が取り組まれ、太秦天神川の右京区役所から嵐山までの3.5キロを45人が再稼働反対を訴えて歩きました。
 「原発ゼロネットワーク」と「原発ツアー実行委員会」が共催したもので、「新聞の折り込みを見て…」と参加した若いカップルもあり、生後3カ月の赤ちゃんが眠るベビーカーには「原発をなくそう!」と書かれたピンクの布が張り付けられていました。地元の日本共産党の島田府議、西村京都市議も参加、マイクを握って訴えが行われました。
 参加者は4月の「原発ツアー」に参加した人が多く、「再稼働はさせない、市民に訴えたい」と意気軒高。思い思いの方法(うちわ宣伝・「原発ゼロ」と書いた風船・手作り横断幕・手作りプラカード他)で宣伝を行い、通行人からも声援がありました。
 参加者は嵐山の水力発電も見学し、「ミニ集会」を開催。水力発電ができた経過を島田府議から説明を受けるとともに、「ウォーク」の感想をそれぞれ述べ、引き続き運動を強めようと誓い合いました。
 今後、18日(金)には「原発なくそう!みんなで歩こう!」とウォークを計画、参加者を呼びかけています。午後6時に四条葛野大路の「京都ファミリー」西入口に集合、30分間の署名宣伝の後、西院まで歩きます。(神谷・山崎)