美浜原発・明通寺ツアー 日本共産党の島田けい子京都府議(京都市右京区選出)の地元の実行委員会の呼びかけで、若狭の美浜原発見学と明通寺を訪ねるバスツアーがこのほど行われ、90人が参加しました。
 一行は大型バス2台に分乗し、関西電力美浜原発の「美浜原子力PRセンター」を見学。小浜市の明通寺では、国宝(鎌倉時代中期)の本堂で本尊の薬師如来や不動明王などを拝見したあと、中嶌哲演住職の話を聞きました。
 中嶌住職は「原子力発電に反対する福井県民会議」の代表で、3月25日に福井市で開かれた「大飯原発3・4号機再稼動に慎重な判断を求める市民集会」で訴えをし、31日まで県庁で断食をしました。40年以上も原発の危険と不要性を訴えてきた同住職は、「電力生産地の若狭と、電力消費地の関西の人たちが、地球環境や人類の未来、日常生活の安全や安心について、ともに考え、ともに行動することが大切」と話しました。
 参加者らは「大飯原発再稼動反対の運動をさらに強めなければ」と感想を語っていました。