勝手連が集会 京都市長選(22日告示、2月5日投票)で中村和雄候補を市長にしようと活動する、「中村和雄さんを市長にしよう! 勝手連」は8日、京都市東山区の東山いきいき市民活動センターで、つどい「脱原発市長を京都から―中村和雄さんといしょにこんな京都をつくりたい!」を開きました。約80人が参加し、脱原発、環境、雇用、経済などさまざまな分野で活動する市民が中村市長実現を訴えました。
 原発事故・放射能問題について各地で講演しているフリージャーナリストの守田敏也さんが「選ぼう、脱原発の道を!」と題して講演。守田氏は、原発事故や福島県内の放射線の実態などについて解説し、「福島の人を救い、放射能汚染の危険から市民を守るため、脱原発の市長をつくることが大事。中村さんが市長になれば、京都だけでなく、世界を変えることになる」と強調しました。
 駆けつけた中村候補は、「脱原発市政を実現する」と決意を表明。放射能の汚染状況など全ての情報公開、市民参加型の区民協議会の設置、地域経済循環・底上げの公契約条例制定などの政策を紹介し、「原発問題に関して、現市長と私はまったく立場が違う。私が市長になれば、関西電力の株主総会で脱原発をキッパリと訴える。京都から、すべての原発をなくそうと発信していく」と訴えました。
 リレートークでは、放射能から子どもを守りたいという母親、雇用問題でたたかう労働組合、中小業者、学校・教育問題、子育て・保育園、水族館建設問題、京都会館再整備問題などさまざまな分野で活動する市民が、中村市長実現を訴えました。