新春旗開き 京都総評(岩橋祐治議長)は5日、京都市上京区内で新春旗開きを行い、12春闘での前進と京都市長選に出馬する中村和雄氏の勝利を誓い合いました。
 岩橋議長は、東日本大震災後、被災に便乗した解雇や原発の再稼動、TPP推進、消費税増税などの動きにふれ、「支配勢力は横暴を続けている」と指摘。「3・11から復興支援ボランティア、反原発の行動など新たに生まれている連帯に確信をもって、労働者・国民を犠牲にする政治を変えたい。そのたたかいの先頭を労働運動が担い、市長選でも中村さんを必ず勝利させるべくがんばりましょう」と呼びかけました。
 来ひんあいさつをした中村氏は、インターネットでのつながりや若い父母、地域の消防団などとの交流を紹介し、「今までつながりのなかった人たちからも、『脱原発』『地域経済の底上げ』などに共感され、応援を受けています。期待に応えて全力を尽くします」と訴えました。
 同じく来ひんの日本共産党の渡辺和俊府委員長は、民主党・野田政権が消費税増税や沖縄県の新基地建設などを推進していることを批判。「アメリカ・財界の使い走りとなって悪政を、民自公の3党合意で進めている。悪政を食い止めるたたかいとして、京都市長選で必ず勝利しよう。共産党は市民とともにたたかう」と訴えました。
 新社会党府本部の池内光宏委員長は、同党が中村和雄氏を支持したことを報告し、「中村さんの勝利は日本の政治を変えることにつながる。ともに頑張ります」と語りました。
 日本共産党からは井上哲士参院議員、宮下雅之府副委員長も参加しました。