来年1月22日告示の京都市長選挙に向けて、「市政刷新の会」の中村和雄候補が28日、京都市内で記者会見し、橋下徹大阪市長に応援を要請したとの報道があったことについて、「事実でない。応援要請することは考えられない」と述べました。
 中村氏は、橋下氏が重点にすすめている政策について批判し、「教育基本条例案は教育の中立性を損なう極めて危険なものであり、絶対反対だ」と強調。橋下氏の大阪都構想についても、「私が掲げる区民協議会などによる住民自治の強化の政策とは逆方向。到底、支持できない」と述べました。
 その上で、橋下氏が、脱原発に向けて発送電分離などの株主権行使を京都市長に要請していることについて、「賛成だが、発送電分離だけでは不十分。もっと脱原発に向けた提案が必要だ」と述べました。