保育プール制復活決起集会 京都市長選で中村和雄氏を推す保育関係者らでつくる「中村和雄さんといけいけどんどん!!の会」は22日、京都市中京区のハートピア京都で決起集会を開き、150人が集まりました。
 中村氏は、保育園の公私間格差是正のため保育士の給与水準を一定にするよう市が補助金を出していたプール制の廃止について、「元に戻し、よりよい制度へと発展させていきたい」と表明。さらに、市が公営保育所の民営化を狙う問題について、「待機児童の年度途中での受け入れや、障害をもった子どもの受け入れなどの役割を果たしてきた。市は公私間格差を是正してすべての保育に責任をもつべき」と批判しました。
 また、子どもの給食が放射能汚染されないよう、保育園など含めて独自に検査するとのべ、「1カ所に減らされた保健所を各行政区分に増やし、検査結果をすべて公表する。何より2度と汚染のないよう、『脱原発宣言』を発信する」と訴えました。
 保育士や園長、給食調理士、保護者、学童保育指導員らが発言し、「市営保育所の民営化の阻止を」「プール制の復活を」「保育士が忙しいと親も安心できない」など訴えました。
 最後に、参加者は同会メンバーがつくった中村氏を応援するサンバで勝利を誓い合いました。